民間における公益法人や宗教法人が管理と運営を行なう民間ブログ:16年06月16日
一昨日のこと…
優しそうなパパと小学校4〜5年生くらいの兄貴に、
両方から手をつないでもらって
楽しそうに歩いている男の子がふと目に入りました。
たぶん、3〜4歳くらいかな。
男3人で運動公園に行くのか、
もしかしたらスーパーにお買い物に向かっているのか、
…なんて感じの休日の風景。
わしは、ドラッグストアに日用品を買いに行った帰りで、
なぜ母親は一緒じゃないのかな〜?なんてことを考えながら、
嬉しそうなその両親と娘の様子を、
「景色」を見るような感じで眺めていました。
すると突然、
その景色が突然動き出したというか、
まるで動かない絵から手が伸びてきたかのように
男の子がすれ違いざまにそのキラキラした笑顔を、
こっそりとわしに投げかけてきたんです。
挨拶するでもなく、会釈をするでもなく、
ぼーっと見ていたわしに彼が笑いかけてくれたのは、
なんだかとても不思議な感じ。
パパと兄貴は、通りすがりのわしのことなんて
全然気に留めていない様子なのに…
目が合って少し驚いたわしも、
その子に思わず笑顔を返していました。
今まで「笑顔って大切」とか、
もちろんよく知っていることだし、
人にも幾度となく言ってきたように思う。
でもこんなにも 心にストンと入ってくる笑顔には、
そうそう出会った事がなかったかもしれない。
どうしたら、
あんな笑顔が出来るの?って思った。
彼は、大好きなパパと兄貴に手をつないでもらって、
そのとき 「世界」を完全に信頼しきっていたのかな。
だからこそ、
見知らぬわしにもあんな笑顔が出来たんじゃないだろうか。
世界を「愛」という視点で見るということは、
まさにこれなのかもしれない…
とわしは思いました。